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2023年05月08日

先入観を変えることで、仕事が自然とうまくいく方法が話題

あなたは、無意識のうちに先入観を持っていた経験はありませんか?

・自分はパソコンが苦手
・Aさんとは性格が合わない
・記憶力が悪いので暗記はできない

こんな風に、
仕事・勉強など、日常生活を振り返ってみると、

実は、私たちの生活は先入観で溢れていることに気がつきます。

しかし、先入観の中でもマイナスイメージの持つものは、悪い結果を引き起こすということが、すでに研究結果からわかっています。

つまり、「自分は仕事ができない」と思っていると、パフォーマンス能力が落ちてしまうのです。

こう考えると、先入観は悪いもののように感じますよね。

ですが、実は成功者たちは、むしろ先入観を活用することで、無理せず成功をするテクニックを使っています。

今回は、先入観のデメリットから、
成功者たちの使っている成功のための先入観についてもご紹介します!

目次

1. そもそも先入観とは?
2. マイナス先入観を持つことのデメリット
3. 成功者が使うメリットばかりの先入観
4. 人生を自然とよくする先入観を身につける方法
4.1 読書をする
4.2 新しいことにチャレンジする
5. まとめ

1.そもそも先入観とは?

広辞苑によると、先入観の意味は、

「初めに知ったことによって作り上げられた固定的な観念や見解」

と定義されています。

ただし、先入観は誰しもが持ってしまうものです。
心理学者のポール・ブルーム氏によると、

「先入観を持ってしまうのは、人間の心理プロセスにおいてごく自然なこと」

と言われています。

初めて経験することに対しては、何かしらの感情や印象が心に残るので、先入観ができてしまうのは当たり前のことなのです。

しかし、私たちの生活の中では、「先入観」と聞くと、

・初めてAさんと話した時に、会話が合わなかった。
・昔から野菜が苦手なので食べたくない。
・記憶力が悪いので、英単語を覚えられるはずがない。

などといった、悪いイメージを持ちますよね。

もちろん、先入観を持っていたことによるデメリットはあります。

しかし、それは「悪いイメージ」の先入観を持っている時に起こりやすいのです。

逆に言えば、「良いイメージ」の先入観を持っていることはメリットになることも少なくありません。

それでは、先入観を持つことで起きるデメリット・メリットをみていきましょう。

2.マイナス先入観を持つことのデメリット

まず、悪いイメージの先入観は、
悪い結果を引き起こすということを示した研究結果をご紹介します。

ノースウェスタン大学で2005年に行われた研究で、

研究内容は、
全く同じテストを「社会的感受性」と「情報処理能力」という名前にして、テストを受けてもらうというものです。

また、被験者となったのは男性です。

日本でも、

「数学とか物理などは、男性の方が得意。」
「国語は感情を読み取るのがうまい、女性の方が得意。」

と言った社会的なイメージがありますよね。

これは海外でも同じような先入観を持つところが多いらしく、この考えが結果に関わるのかというのを実験したものになります。

研究結果によると、
「社会的感受性」テストを解いた方のグループは点数が低かったそうです。

全く同じテスト内容なので、本来は同じくらいの結果になるはずですよね。

しかし、「社会的感受性」というタイトルを見た男性たちは、

「これは男性が苦手なジャンルのテストだ」

と考えたことによって、
解けるはずの問題が解けなくなってしまったということが予想できます。

つまり、自分が苦手なことは、
「自分が苦手と思い込んでいる」のが原因ということも考えられるのです。

もしかしたら、野菜が苦手な人も、たまたま最初に食べた「ナス」が苦手だっただけで、「トマト」などの他の野菜は好きかもしれないのです

他にも、「自分には仕事が遅い」と思っていると、本来は60分で終了させられる能力があっても、120分かかってしまうこともあるかもしれません。

なので、マイナスの先入観を持つことには注意することが必要です。

しかし、先ほどもお伝えしたように、先入観もプラスにしてしまえば、メリットもあるのです。

次は、成功者たちが使っているプラスの先入観についてみていきましょう。

3.成功者が使うメリットばかりの先入観

プラスの先入観を持つことの大切さは、多くの成功者たちが語っています。

例えば、ナポレオン・ヒル氏が書いた、
全世界で累計1億部以上売れている『思考は現実化する』では、

「自分は将来、年収1億円以上のお金持ちになる」

という考えを持っている人は、
現実にそうなる可能性が高いということを指摘しています。

確かに、多くの人は

・1億円なんて稼げるわけない
・自分にはそんな能力がない

と諦めてしまいますが、これはマイナスの先入観のせいです。

先ほどの研究のように、
自分の先入観のせいで、成功できるかもしれない可能性をなくしてしまいます。

しかし、

・自分ならできる
・絶対に1億円稼いでやる

という人は、いろんなことを試すので結果を残しやすいのです。

他にも、
2017年に「日本のトップマーケター」として選出されたこともある神田昌典氏も、

「ノートに書いた目標が、数年後にはかなっていた」

というエピソードを語っています。

意図的に、自分のなりたい目標を頭の中にインプットすることで、いつの間にかなりたい自分になっているという法則です。

このように、
プラスイメージを持つことで、自然と目標を叶えることも可能なのです。

マイナスの先入観を持つことのデメリットに比べて、圧倒的にプラスの先入観を持った方がいいのはおわかりいただけたと思います。

しかし、先入観というのは、自分にとっては当たり前のことなので、マイナスの先入観であると「気づけない」ということが多いもの。

また、自分の持っているマイナスの先入観を見つけるにはどうしたらいいのでしょうか?

4.人生を自然とよくする先入観を身につける方法

それでは、先入観を見つける方法を2つご紹介します。

4.1 読書をする

一番簡単で、コストパフォーマンスが高いのが読書をすることです。

世の中にはたくさんの本があります。

そして、それぞれの本は、著者の価値観に合わせた意見が書かれています。

自分とは違う意見を聞くことこそが、自分の価値観を知るきっかけになります。

例えば、スポーツ選手のエッセイを、
スポーツが苦手な人が読んでみると新たな発見があるかもしれませんし、

全然違う存在だと思っていたら、
実は共通点が多かったということもあるかもしれません。

年収1000万以上の人は、読書量が普通の人の3倍以上あると言われています。

これは、多くの意見を常に聞くことで、
マイナスの先入観を見つけられるという理由も関係しています。

先入観をなくしつつ、
目標達成、年収アップにつながりやすいのが、読書をすることなのです。

4.2 新しいことにチャレンジする

今まで経験したことのないことにチャレンジすることで、新しい発見をすることがあります。

海外旅行に行くと、
文化の違いに気がついて、日本の良さがわかるなんて話をよく聞きますよね。

これも、日本に住んでいるので当たり前で気づかなかったことに気が付いたのです。

このように、新しい環境に身を置いたりすることや、新しく語学や資格にチャレンジしてみると、意外な自分に気がつくことができるかもしれません。

また、マイナスの先入観で「自分にはできない」と思っていて、これまでに取り組んでこなかった夢や目標がある方は、取り組んでみることをお勧めします。

ただ、勉強が苦手だったり、記憶力に自信がなかったりして、

・資格を取りたいけど自分には無理
・どうせまた失敗する
・英単語が覚えられない

というマイナスのイメージを持たれている方には、是非試してみて欲しいことがあります。

それが、「場所法」という記憶術です。

最近密かに人気になっている勉強方法で、記憶力を競うメモリースポーツの選手が使っているテクニックです。

興味のある方は、別記事で詳しくお伝えしていますので、是非読んでみてください。

関連記事【場所法】古代ギリシャから天才たちに受け継がれている究極の記憶術とは?

2023.05.08


また、マイナスの先入観を上書き保存することで、成功脳をインプットできるとも話題の講座もあるので、興味のある方はメールアドレスをご用意ください。

すでに、3万人以上が学んでいる実績のある無料オンライン講座です。


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5.まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は先入観について、ご紹介しました。

先入観というと、マイナスイメージを持たれがちですが、よくない先入観を持っていると結果も悪くなるという研究もあります。

ただし、プラスの先入観を持つことが成功への近道だと語る成功者も多くいます。

ですので、是非プラスの先入観を持ってみてください。

ただし、先入観は当たり前のことすぎて気がつかないことがあるので、読書をしたり、新しい資格にチャレンジしたりして、

自分の先入観を知ることから始めてみてください。


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この記事を監修してくれた記憶コーチ

Coach
記憶の学校 講師

中原 好プロ

2020年現在 記憶力世界ランキング日本人女性1位
2018年:国際記憶協会(IAM)ランキング日本人女性1位
2019年:記憶力国際資格取得(日本人3人目)
2020年:世界記憶協議会(WMSC)日本女性1位
    国際記憶協会(IAM)日本女性1位
    世界記憶競技協会(GAMA)日本女性1位
記憶術に出会ったのは24歳。全くの初心者から、記憶の学校プログラムを受講し、わずか1年で記憶術世界大会の日本人女子1位という輝かしい成績を収める。その記憶術のスキルを、英語や心理学などの学習や資格試験習得などに活かし、人生の幅を広げる能力を次々と身につけ、自身の夢を叶えている。
“記憶術”で人生が変わった受講生の一人であることから、受講生の気持ちに寄り添った指導を行う事ができ、はじめて記憶術に触れる受講生からの絶大な支持を得ている。
TV出演歴
  • フジテレビ『ギリギリ』出演
  • フジテレビ『ナイナイNOリミット』出演
  • 日本テレビ『嵐にしやがれ』出演
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