- 英単語 覚え方
20日で英単語を2600個覚えた記憶力チャンピオンの非常識な暗記法とは
「英単語がなかなか覚えられない・・」
と悩んでいませんか?
英会話においても資格試験においても英単語はすごく重要です。
それなのに膨大な量を覚えなければならない上に難しくて覚えづらいものまでありますよね。
実は英単語の暗記は右脳を活用することでグッと覚えやすくなります。
そこで今回は、記憶力日本一の大野元郎も実戦していた英単語の暗記法や、左脳を使った学習効率を最大化する方法をご紹介していきます。
勉強方法、勉強習慣で同じことを覚えるにも時間は大きく変わってきます。
最速で最大効果をだす暗記法を覚えましょう。
目次
1.英単語暗記のポイントは右脳を活用すること
2.どんどん英単語を覚える!3つの最強暗記法
2−1. 単語分解記憶法
2-2.語源による暗記法
2-3.高速回転暗記法
3.暗記した英単語のアウトプット法
3-1.1人でアウトプットする方法
3-2.アウトプットできる場所へ行く
4.復習に最適なタイミング
5.まとめ
1.英単語暗記のポイントは右脳を活用すること
あなたはどのように英単語を覚えようとしていますか?
ひたすら書いて覚えていますか。
それとも赤シートで文字を隠しながら覚えていますか。
もちろん、それらの方法でも英単語を覚えることはできます。
しかし、効率のいい学習法とは言えません。
もし、あなたが最短で英単語を暗記したいとおもうのであれば、右脳を使った暗記法に切り替えることをお勧めします。
右脳と左脳にはそれぞれ得意、不得意があります。
右脳は感情をつかさどり、想像力や発想力によってイメージされたものを記憶するのに対し、左脳は言語をつかさどり、論理的思考や数学的思考をします。
そう聞くと左脳の方が英単語の暗記に向いているように思えるかも知れませんが、左脳は文字や数字を論理的に分析する働きをするため、多くのことを記憶することはできません。
しかし、右脳であれば全体を認識し、見たり聞いたりしたものからイメージした情報を記憶することが得意です。
つまり、脳の特性から考えれば右脳を活用した大容量記憶をしてしまった方が効率がいいことがわかります。
それでは実際に脳を最大限活用した記憶法を確認していきましょう。
記憶力チャンピオン
大野元郎さんのコメント
2.どんどん英単語を覚える!3つの最強暗記法
ここでは記憶術日本1の大野元郎が実際に使っていた右脳をフル活用した暗記法から左脳を使った暗記を最大効果にする学習法まで3つの暗記法をご紹介していきます。
あなたが使いやすい、暗記法を見つけて学習に活かしてください。
2-1.単語分解記憶法
単語分解記憶法とは、その名の通り一つの単語を複数のパーツに分解してそのパーツからストーリーを作成することによって右脳にイメージとして記憶を定着させることができるようになる方法です。
まずはそのやり方を順を追って説明していきたいと思います。
今回はcompromise(妥協する)を例に紹介していきます。
まずは英語の発音を日本のカタカナ英語の形に変えます
例 compromise → コンプロマィズ
カタカナ英語を分離させる。ここの工程は自分が意味を作りやすいように単語を分離させてください。
最初は少し戸惑うかも知れませんが、なれてくれば本当に簡単に覚えられるようになります。
例 コンプロマィズ → コン プロ マィズ
分解してできた言葉とその単語の元々の意味からストーリーをつくります。
例 コーン味のプロテインがマズかったけど妥協した
ストーリーとして記憶することで左脳だけではなく右脳も使って脳全体で記憶ができるのでただ覚える従来の記憶よりも遥かに覚えやすいです。
また、この方法を使って記憶するときはカタカナで発音が表記されている単語帳を使うとSTEP1の工程をスキップできるので効果的です。
2-2.語源による暗記法
多くの英単語の裏にはその英単語の生まれた由来や、成り立ち、語源が存在します。
それらは一種のストーリーを持っています。
例えば、英語の月(1月、2月など)の名前にはそれぞれ面白い由来があります。
1月は英語で「January」これはローマ神話で「事の始まりと終わり」を司る神Janus(ヤヌス)から来ています。ギリシャでは「ゼウス」となりました。
年の初めは「始まりと終わり」の神が務めていると考えると面白いですし記憶に残りますよね!
他にも英語の成り立ちを覚えることで論理だってその英単語の意味を思い出せるようになります。
例えば、administerと言う単語は、「仕える、治める、執行する」などの意味があります。
この単語がどのような成り立ちになっているか見てみましょう。
adには「~の方へ」と言う意味があります。
そしてministerには「大臣」という意味があります。
つまりadministerは、ad(~の方へ)+minister(大臣)=「~の方向に向かって仕える」となります。
このように英単語の成り立ちや語源からから覚えることで一段と記憶しやすくなります。
最近では語源をまとめた本や、教材も発売されているので、是非活用してみてください。
2-3.高速回転暗記法
最後に紹介する高速回転暗記法は左脳を使った学習法です。
右脳を使った暗記の方が効率がいいのは確かです。
しかし、左脳を使って英単語を覚えることも決して悪いことではありません。
人によっては反復作業をとにかく繰り返して覚えてしまう方が楽な方もいると思います。
しかし、ただ書いて覚えるだけではやはり脳に残りにくいので今回は記憶に残りやすくなる「大野式高速回転暗記法」をご紹介したいと思います。
まず高速回転暗記法という名前からもわかるように、英単語暗記において大切なことは何回その英単語をインプットしたかということです。
脳は何度も何度も反復して入ってくる情報は、「これだけ何度も入ってくる情報ならこれは生きていくために必要な情報に違いない」と認識し、情報を長期記憶するようになります。
それでは具体的なやり方を確認していきましょう。
具体的な手順は
①単語の意味を確認する(英単語も日本語訳も発音しながら確認)
②その英単語で文章をつくる
③読み上げる
これを1単語30秒いないに行います。
暗記学習において「②その英単語で文章をつくる」ことは一見無駄な作業にも思えるとかも知れません。
しかし、この文章を作成する方法こそが最も大切なのです。
あなたも、自分の好きな映画や漫画の話については鮮明に覚えていませんか?
人間はストーリー性のある記憶に強いのです。
そしてこの文章を作る作業は単語の意味と使い方を理解していませんとできません。
人間、暗記は忘れやすいですが、理解は忘れにくいものです。
上記で紹介した高速回転暗記法のポイントとしては1つ1つに時間をかけないことです。
文章を作るまでに30秒以上かかる場合は、分からなかった単語として別紙にメモして次に進んでいきましょう。
記憶力チャンピオン
大野元郎さんのコメント
単語の分解は大変かもしれませんが、今回ご紹介した
『コーン』や『プロテイン』は別の英単語にも使い回しができます!
こんなレパートリーが増えていくと段々楽になってきますよ!
3.暗記した英単語のアウトプット法
英単語を覚えるためのインプット方法を見てきましたが、学習にはアウトプットもとても重要です。
米パデュー大学のカーピック博士は2008年に発売された科学雑誌『サイエンス』で「入力を繰り返すよりも、出力を繰り返すほうが、脳回路への情報の定着がよい」と自身の研究結果から報告しています。
インプットした情報をさらに記憶に定着させるためにも、実際に会話で使える情報に変換するためにも、効果の高いアウトプットの仕方を学んでおきましょう。
3-1.1人でアウトプットする方法
1人でアウトプットをする方法はいくつかありますが、やはり、一番効果的なのは「テスト」をすることです。
しかし、頭からテストをする必要はありません。
もうすでに理解している単語をテストするほど無駄なことはないです。
大切なのはインプット中にテストを作ることです。
インプットしている時に「この単語覚えられなさそうだな。。。」
「これ、2周目なのに覚えてないんだよな」という単語を見つけたらその単語の日本語訳だけを違う紙にメモしておくだけです。
そうしてあなたがメモした紙はすぐに試験用紙になります。
覚えられなかった単語が100個溜まったら、最初の50個をテストして、また100個溜まったたら50個テストしていく方法は勉強がしやすく、覚えも早くなります。
3-2.アウトプットできる場所へ行く
英会話や英語面接試験のために向けて英語を勉強している人にとっては、紙に書くアウトプットでは限界があります。
現代では、英語の需要は非常に高く、それに伴って供給も非常に高まっています。
以下の7つから1つずつ紹介します。
英会話カフェとは、中に入れば公用語は英語のカフェのことで英語学習者が行く場所です。
月額制のサービスから普通のカフェと同じ料金体制のものまで形式は様々です。
日本全国に増えてきているサービスで値段もお手頃です。
あなたの家の近くにもないか是非調べてみてはいかがでしょか。
最近では、各自治体が英語学習の場所を提供している場合や、地域に英会話サークルがあることも徐々に増えてきているようです。
こちらは無料の場合が多いです。
スカイプ英会話は非常に安価で外国人の方と英会話をすることができるサービスです。
相手が必ずしも日本語を喋れるとは限らないので中級者向けのコンテンツになってはしまいますが、覚えた単語やその発音が相手にも伝わるのか試すだけであれば最適なコンテンツと言えます。
最近では、英語を教えたい外国人と英語を学びたい日本人のマッチングアプリも存在します。このサービスでは日本語を喋れて指導も上手い先生も多いです。
これはかなりハードルが高いですが、多国籍シェアハウスはその字の通り、様々な国籍の人がいるシェアハウスです。
日本にいながら海外の文化にふれ、ホームステイができるので学べるものは大きいですよ。
スポーツバー、パブリッシュバーなどには外国人の方がいることが多いです。
スポーツ観戦などであれば一緒に盛り上がって友達になることも少なくありません。
資格勉強のためにはいまいちですが、楽しく英語を喋れるようになるという点では最高の場所です。
記憶力チャンピオン
大野元郎さんのコメント
アウトプットできて初めて『記憶した』といえます。
インプットではまだ『理解した』止まりですすよ!
4.最適な復習タイミング
学習の適切なタイミングでの復習は記憶の定着を確かなものにしてくれます。
例えばあなたの単語帳が5章に分かれているのであれば、
このように勉強することで自然と最適なタイミングで復習することが出来ます。
(一日一章、勉強した場合)
さらに言えば、夜寝る前にその日に学習した項目の単語を見返してみることまでできれば完璧です。
最適な復習のタイミングは、19世紀ドイツの心理学者のヘルマン・エビングハウスが行った記憶に関する実験から考えることができます。
「エビングハウスの忘却曲線」などは聞き覚えのある言葉なのではないでしょうか。
ここでは細かい説明は省きますが、
最初の復習が24時間以内。
次が1週間以内。
そして、3回目の復習を1カ月以内にすると記憶に定着すると言われています。
この復習タイミングになるように組まれているのが上記の学習順番なのです。
この方法を上手く取り入れて、無駄なく英単語を覚えてください。
記憶力チャンピオン
大野元郎さんのコメント
人の脳は忘れることが初期設定、復習に勝る記憶法はありません。
記憶術、復習の相乗効果で記憶の悩みから解放されましょう!
5.まとめ
効果的な記憶方法は
右脳を使った、「単語分解暗記法」と「語源による暗記法」。
または、左脳をフル活用した「高速回転暗記法」の3種類です。
アウトプット、並びに復習をすることが暗記には必要不可欠なので、自分にあった暗記法でインプットして最も効果的なタイミングでアウトプットしながら復習するようにしましょう。
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COACH
この記事を監修してくれた記憶コーチ
大野 元郎プロ
2016年:記憶力日本選手権優勝
2017年:記憶力世界選手権 18位
世界記憶力選手権にも出場を果たし、2017年にはギネス世界記録を樹立。
その他にも記憶術を用いて各自の目標を達成し人生を豊かにさせるための講演活動や指導を行っているメモリー教育のトップランナー
TV出演歴
- フジテレビ『めざましテレビ-キラビト-』出演
- フジテレビ『10ミニッツ』
- TBS 『ピラミッド ダービー』出演
- 日本テレビ『シューイチ』
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右脳派・左脳派 なんて言葉がありますが化学的な定義はありませんので、
右脳を使って覚えていると意識する程度で大丈夫です!