- 難関資格
宅建の難易度はどれくらい?合格率・勉強時間などから他の難関資格と徹底比較
宅建とは宅地取引士と呼ばれる、不動産に関する資格です。
就活や転職、キャリアアップなどに人気な資格として知られていますが『宅建の難易度ってどれぐらいなのか?』が気になるところですね。
そこで、宅建の難易度について、宅建の合格率や合格に必要な勉強時間目安から他の人気資格と比較をして解説をします。
また、記憶術を生かして何倍も効率的に学習を進める方法も紹介しますね。
記憶力に不安のある方も、いち早く取り組んで宅建の試験を突破しましょう!
宅建の試験内容や、合格ラインまで解説をするので宅建の知識がゼロでもこの記事を読めばまるッと理解することができます◎
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- ・宅建士の合格率は17.6%で、必要勉強時間は200~300時間程度
- ・宅建士の試験はマークシート形式で、7割が合格ラインとなっているため初学者でも十分に合格を狙えるくらいの難易度
- ・宅建士の受験科目は『権利関係』『宅建行法』『法令上の制限』『税と価格』の全4科目
- ・暗記科目が苦手な方には、メモリースポーツのテクニックを日常に落とし込んだ記憶力が向上する記憶力講座をプレゼント中
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宅建とは
宅建とは『宅地取引士』と呼ばれる、宅地や建物の売買・交換や貸借などの円滑な取引のために、法に定める事務を行う
言わば『不動産取引法務』の専門家とされる国家資格です。
宅建士は不動産関連の専門家としての『独占業務』があります。
業務内容 | 業務内容 |
---|---|
重要事項の説明 |
不動産にかかる取引(売買や貸借など)に関する、取引条件や物件に関する情報などを契約する前に説明する業務。 トラブルを避けるために宅建士のみがこの説明をすることができる。 |
重要事項説明書面 への記名押印 |
上記の内要に関する書類の作成・交付をし、宅建士が内容の保証として記名・押印をする。 |
契約内容書面へ |
上記の説明で取引が成立したら、契約書を作成・交付をし、宅建士が内容の保証として記名・押印をする。 |
独占業務があることで、キャリアップや転職、就職に有利になるのでビジネスマンから人気の高い難関資格として知られています。
宅建試験の難易度は?合格率・勉強時間で比較
宅建士の2020年(令和2年度)の合格率は17.6%となっています。
この章では、宅建士の難易度について、合格率や合格に必要な勉強時間等を類似資格・人気資格と比較をします。
宅建の難易度
合格率* | 17.6% |
---|---|
勉強時間(目安) | 200~300時間 |
*2020年(令和2年度)最新
まずは宅建士の合格率・勉強時間を確認しましょう。
宅建士の合格率は17.6%で、必要勉強時間は200~300時間と考えられています。
宅建士の合格に必要な科目は『権利関係』『宅建行法』『法令上の制限』『税と価格』の全4科目です。
試験方式はマークシートとなっており、大体7割が合格ラインとなっているため初学者でも十分に合格を狙える難易度であると言えます。
ただし、法律が大きな割合を占めているため決して難易度が低いというわけではないので注意をしましょう。
例えば、権利関係一つをとっても1,000以上の条文を学ぶことになるので、傾向を掴んだ効率の良い学習が合格の鍵となります。
高速回転暗記法については、下記記事で解説しています。
20日で英単語を2600個覚えた記憶力チャンピオンの非常識な暗記法とは
宅建と類似資格の難易度比較【合格率・勉強時間】
宅建は宅地や建物取引の専門家という狭い領域の国家資格となるので、類似資格は多くはありません。
しいといえば、以下の2つの資格が宅地・建物関連の資格となります。
資格名 | 合格率* | 勉強時間 |
---|---|---|
宅建 | 17.6% | 200~300時間 |
マンション管理士 | 8.0% | 500時間 |
管理業務責任者 | 22.2% | 300時間 |
*2020年(令和2年度)最新
類似資格と比べると、大体中間くらいの勉強時間・合格率となっていることがわかります。
宅建と人気資格の難易度比較【合格率・勉強時間】
宅建の他に、転職やキャリアアップ、就職の手段として人気を集めている他の資格と難易度を比較していきましょう。
資格名 | 合格率 | 勉強時間(目安) |
---|---|---|
宅建士 | 17.6% | 200~300時間 |
中小企業診断士 | 4.0% | 1,000時間 |
行政書士 | 10.7% | 600時間 |
社労士 | 6.4% | 1,000時間 |
司法書士 | 4.1% | 3,000時間 |
ファイナンシャルプランナー1級 | 15.0% | 400時間 |
公認会計士 | 35.8% | 3,500時間 |
税理士 | 20.3% | 4,000時間 |
宅建士とは学習する領域が大きく異なるため、一概に難易度が高い・低いとはいえませんが
人気のある資格と比較をすると勉強時間が合格率を加味しても宅建士は比較的合格がしやすいといえます。
というのも、宅建士は他の人気資格と比べ試験内容も記述や口述はないため初心者でも挑戦しやすい傾向にあります。
記憶力を上げる方法については、下記の記事をご覧ください。
記憶術3選|記憶力世界一の使う3種類のテクニック
宅建の試験内容と合格ライン
この章では、宅建士の試験内容と合格ラインについて解説をします。
宅建の試験内容
宅建試験の内容は以下の全8種類になります。
- ・土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること。
- ・土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること。
- ・土地及び建物についての法令上の制限に関すること。
- ・宅地及び建物についての税に関する法令に関すること。
- ・宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関すること。
- ・宅地及び建物の価格の評定に関すること。
- ・宅地建物取引業法及び同法の関係法令に関すること。
科目に換算すると以下の4科目になります。
- ・権利関係
- ・宅地・建物に関する法令
- ・法令上の制限
- ・税と価格
中でも宅地・建物に関する法令は40%程度を占める問題で、合否を分ける科目となるので繰り返し学習と練習問題を解くことが重要な科目です。
試験方法は50問・4択一式によるマークシート試験になります。
宅建の合格ライン
宅建の合格ラインは、全50問中約35点になります。
例年の宅建試験の合格点は以下の通りです。
年度 | 合格点 |
---|---|
令和2年(12月) | 36点 |
令和2年(10月) | 38点 |
令和元年 | 35点 |
平成30年 | 37点 |
平成29年 | 35点 |
平成28年 | 35点 |
平成27年 | 31点 |
平成26年 | 32点 |
宅建試験は科目による合格基準点などはないため、全ての問題のうち7割正解することができたら合格に近いということになります。
ただし、例年合格点は前後しているため、8割〜8.5割(40~43点)程度を目指して学習を進めると合格する確率は上がるでしょう。
宅建士の試験は科目によって、学習する量が大きく異なります。
傾向や、配分を加味して効率的に学習を進めることが、宅建士最短合格への一歩です。
宅建のおすすめ勉強方法【独学・通学・通信講座】
宅建士の勉強におすすめな方法は『独学』『通学』『通信講座』のいづれかがあります。
勉強法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
独学 |
費用が低い 自分のペースで学習を進めることができる |
モチベーションの維持が難しい わからないことがあった場合解決するのに時間がかかる |
通信講座 |
効率の良い学習方法で資格の勉強ができる 問題があった場合相談できる人がいる ライフスタイルにあった学習計画を立てやすい 通学よりはコストが低め |
自分で学習環境を用意しなければならない 費用がかかる |
通学 |
学習の強制力が強い 学習環境が整っている 問題があった場合相談できる人がいる |
費用がかかる まとまった時間を作る必要がある エリアによっては学校がない |
宅建士の試験内容や、試験の形式から考えると、比較的コストの低い『独学』か『通信講座』がおすすめです。
できるだけ早く合格を目指すのならば、宅建試験の傾向をつかんだ効率の良い学習をすることができる『通信講座』が特におすすめです。
宅建士の試験は、科目こそ少ないものの法令関連では1,000以上ある条文から問題が出題されるなど、勉強することは決して少なくありません。
限られた時間の中で、学習をこなして短い期間での合格を目指すならば、傾向と対策に関する長年の情報を有している通信講座が適しています。
また、わからないものがあった場合や学習を進めていく上であたってしまった課題なども
宅建試験に精通した講師に直接聞くことができる環境が整っているため、モチベーション管理ができるという点でもメリットがあります。
一方で、独学はコストを抑えられる他自分のペースで学習を進めることができます。
時間に余裕のある方におすすめです。
このように、それぞれの選択肢のメリット・デメリットを加味して自分にあった勉強法で宅建試験に臨みましょう!
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また、難関資格を目指す上で、併せて記憶力を鍛えておくことも効果的です。
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定員に到達次第、受付終了となってしまうので、申し込みだけでもしておくことがおすすめです。
宅建士の難易度のまとめ
宅建士はしっかり対策さえすれば、決して取得不可能な資格ではありません。
自分に適した学習方法で、堅実に合格を目指していきましょう。
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