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  • 記憶術
2019年09月27日

古代ギリシャから天才たちに受け継がれている究極の記憶術『場所法』とは?

世の中には、さまざまな記憶術があります。
例えば、

・歴史の年号を覚えるときに誰もが使った『語呂合わせ法』

・記憶したい情報を物語のようにして記憶する『ストーリー記憶法』

・人間の五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)を活用した『五感活用法』

などです。

例えば、

794年に都を平安京に移した出来事を
『鳴くよ(794)ウグイス平安京』
と覚えたり、

円周率の初めの10桁(3.141592653)を

最新 の 被告人 は ロープ を ゴミ に捨てた
314  1592    6   53

とストーリー仕立てにして覚えたり、

音読することで聴覚を、
紙に書くことで触覚を刺激して記憶しやすくしたりと、これらの記憶法は、あなたも学生時代に自然と行なっていた事でしょう。

では、
その数ある記憶法の中でも、もっとも強力な長期記憶にすることができる、 古代ギリシャから天才達に受け継がれている究極の記憶術『場所法』をご存知でしょうか?

この記事では、究極の記憶術『場所法』のメカニズムやメリット、使いこなすためのコツについて詳しくご紹介していきます!

ざっくり言うと・・・
      • ・「場所法」は古代ギリシャから受け継がれる究極の記憶術

      • ・他にも記憶術には「ストーリー記憶法」や「語呂合わせ法」などがありますが、「場所法」は他に比べ長期的記憶が残りやすいと言われている。

      • ・また「場所法」は、2014年度のノーベル生理学・医学賞を受賞した脳科学的メカニズムの理にかなった記憶法です。

        • ・今なら全7回の「場所法」通信講座の無料キャンペーンを実施中!


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    目次

    1.『場所法』の起源について
    2.なぜ、天才達は『場所法』を使うのか?
    2-1.ノーベル賞で証明された「場所を覚える能力」のスゴさ
    2-2.今すぐ場所法の効果が実感できる?
    3.『場所法』の具体的なやり方とは?
    4.『場所法』を語学・資格学習、人の顔と名前で使う方法
    5.まとめ

    1.『場所法』の起源について

    場所法は、非常に歴史のある記憶術です。

    場所法という名称以外にも、
    ジャーニー法やシモニデス記憶術などの様々な呼び名があります。
    そこで、まずは場所法誕生のきっかけについてお話します。

    紀元前5世紀ごろ(約2500年前)の古代ギリシャに、シモニデスという詩人がいました。

    ある日シモニデスは、貴族たちへ詩を披露するために、宴会会場である宮殿に招かれました。

    シモニデスが演説を終え、宮殿の外に出たところ、大地震が起こり宮殿が崩壊。

    中にいた宴会参加者であるたくさんの貴族たちは宮殿の屋根の下敷きとなり、死亡してしまいました。

    屋根の下から発見された遺体は、損傷が激しかったため、身元判別が困難で埋葬ができず、遺族たちは悲しみに明け暮れていました。

    ところが、
    唯一の生き残りであるシモニデスが、参加者全員の着席位置を、宮殿内にあった椅子やテーブルの配置、柱の位置やその他の家具の場所と結びつけ、完璧に覚えていたことから、個々の遺体が誰であるかを言い当てることができました。

    シモニデスの記憶力のお陰で遺族は、不慮の事故で亡くなってしまった全員を埋葬できたのです。

    この出来事がきっかけでシモニデスは、「場所」と「道具(アクセスポイント)」を関連づけることで、驚異的な記憶力が発揮できることに気づきました。

    最強の記憶術である『場所法』が誕生した瞬間です。

    紀元前に古代ギリシャで発明されたこの記憶術はその後、多くの人に認知されるようになり、有名な演説家たちが”場所法”を用いて演説する事柄を記憶し、資料を見ずに長時間の演説を行って聴衆の信頼を得ていたようです。

    あの有名な「シャーロック・ホームズ」の小説内にも登場するなど、世界的にも有名な方法となりました。

    現代では、記憶力を競う世界記憶力選手権において、99%の選手が使用するほど、効果的で強力な記憶術です。


    2.なぜ、天才達は『場所法』を使うのか?


    冒頭でご紹介した通り、記憶術には『語呂合わせ法』や『ストーリー記憶法』など、様々な方法があります。

    もちろん、これらの方法でも、ものを効率よく覚えられるようになることは間違いありません。
    ですが、これらの方法では、数秒〜1日の間で忘れてしまう一時記憶や短期記憶として脳にインプットされます。

    それに対し場所法は、『ストーリー記憶法』などの 他の記憶術に比べ、最も長期的に記憶に残る方法だと言われています。

    なぜなら、場所を覚えるという能力は、原始時代から全人類に生まれつき備わっている“生存本能”を利用しているからです。


    ではなぜ、場所を覚える能力は、”生存本能”と関係があるのでしょうか?

    それは、人類に限らず、生物は自らの帰る場所(棲み家)を忘れてしまって帰れなくなれば、生きていくことが困難になってしまうからです。

    今の時代こそ、命に危険を及ぼす生物(猛獣やマンモスなど)と日常的に遭遇することはなくなりました。

    ですが、原始時代において、帰るべき場所を見失い、仲間とはぐれてしまえば、危険な生物に襲われ生きていくことができなくなってしまいます。

    このように、原始時代の人間にとって場所を覚えるということは自らの生死に関わる、とても重要な能力として発達し、「場所の記憶」はもっとも忘れにくいものになりました。

    そして、場所の記憶メカニズムは、2014年のノーベル生理学・医学賞で科学的に証明されたのです。

     

    2-1.ノーベル賞で証明された「場所を覚える能力」のスゴさ


    2014年度のノーベル生理学・医学賞は、ジョン・オキーフ博士と、エドヴァルト・モーザー博士、マイブリット・モーザー博士の3人に授与されました。

    オキーフ博士達の研究は、

    私たちの空間認識能力(自分のいる場所と周りの場所の関係性)は、
    視覚から得られる情報だけでなく、「空間認識をつかさどる、専用の脳細胞」があることを証明
    し、
    その脳科学的メカニズムを発見したことからノーベル賞を受賞しました。

    ノーベル賞を受賞したのですから、この研究を完璧に解説しようとすると、大学の講義のようにとても難しくなってしまいます。

    なので、わかりやすくお伝えするために、下の家の写真を用いて要点だけを説明します。

    私たちは「それぞれの場所を記憶するため専用の記憶細胞」である『場所細胞(Place Cells)』を脳の海馬に持っており、

    家を大きく12個の場所に分けたとき、
    「①玄関」という場所の記憶は、
    『場所細胞その①』が記憶します。

    同じように、
    「②寝室」という場所の記憶は、
    『場所細胞その②』が記憶します。

    つまり、ざっくりと「家の場所」として1つの記憶になるのではなく、
    「場所」を記憶するため専用の『場所細胞』が用意され、
    それぞれの場所が細かく記憶されるのです。

    そして、それらの『場所細胞その①〜⑫』が集まり、連動して働くことで、「家の場所」が鮮明に思い出されます。

    場所細胞は脳の記憶を司る海馬に無数に存在しており、「他の記憶情報と混合されない場所専用の記憶」として細胞単位で残るので、私たちは1万をも超える場所を記憶することができるのです。

    この発表を受けて、古代ギリシャで発明された「場所法」は、脳科学的にも有効な記憶法であることが解明されました。

     

    2-1.今すぐ場所法のスゴさが実感できる?


    場所法の脳科学的メカニズムを理解するために、少し頭が疲れてきたのではないでしょうか?

    実は、場所法のメカニズムを頭で理解する必要はありません。
    なぜなら、とってもカンタンに場所法の効果を体感する方法があるからです。

    その方法とは、「小学校の時に通った通学路を頭に思い浮かべる」ことです。
    今すぐにやってみてください。

    頭の中に鮮明と、小学校に行くために通った道を思い出すことができているはずです。

    3日前の夜ご飯を思い出すのが困難な一方、何十年も昔に通った場所を思い出す事が出来るのが、ズバリ「場所法」の力です!

    3.『場所法』の具体的なやり方とは?


    そんな効果の高い記憶術「場所法」ですが、具体的にどのように行なっているかについて簡単にご説明いたします。

    場所法は、「記憶対象」と「場所」を関連づける方法です。

    なので、まずはじめに、覚える「場所」を用意します。

    通学路や通勤路、よく行く街の通り、自分の部屋、デパートなど、馴染みのある場所なら、すでに記憶されているので有効に活用できます。

    もちろん、新たな場所を探して記憶し、使用するのもありです。

    次に、その場所をたどる順番を決めます。

    道ならその道なりでいいですが、部屋などの空間なら、
    下の写真のように「①玄関→②ベッド(寝室)→③ドア→④お風呂→⑤キッチン・・・の順に移動する」というように順番を決め、その順番をしっかりと覚えます。


    最後に、「記憶したいもの(記憶対象)」を場所に関連づけていきます。

    実際の場所を移動しながら、もしくは場所を思い浮かべながら、その場所の目印に、記憶対象を関連づけていくのです。

    関連づけをする時に、生死に関わる状況や、現実にはあり得ない衝撃的なストーリーを想像すると、強い記憶として脳に保存されやすくなります。

    例として、上の写真の場所を使って、下の6つの買い物リストを覚えるとしたら、こうなります。

    買い物リスト 関連付ける場所
    ①洗濯バサミ ①玄関
    ②イヤホン ②ベッド(寝室)
    ③マグカップ ③ドア
    ④たまご ④お風呂
    ⑤牛乳 ⑤キッチン
    ⑥お皿 ⑥洗濯機

    ①「玄関」を開けたら、靴でなく「洗濯バサミ」が無数に散らばっているイメージ


    ②「ベッド(寝室)」にいるのに、「イヤホン」を無理やりつけられて寝られないイメージ


    ③「ドア」に思いっきり「マグカップ」を何回も投げつけて割っているイメージ


    ④「お風呂」に溜まったお湯で、たくさんの「たまご」を茹でているイメージ


    ⑤「キッチン」で牛を飼っていて、乳搾りをして「牛乳」を出しているイメージ


    ⑥「洗濯機」で「お皿」を洗って、パリンパリンと割っているイメージ


    このように、
    生死に関わる状況や現実的にあり得ない衝撃的なストーリを軸に、
    「場所」と「記憶対象」を関連づけて覚えます。
    この関連づけに正解はありません。

    「場所」と「記憶対象」の特徴を活かしたストーリーを生み出すことで、イマジネーション力なども鍛えられます。

    今回は一例として、家の写真を「場所」として使用しました。

    実際にあなたが場所法を使う時は、
    自分の頭の中で思い浮かべることのできる馴染みの場所で行うほうが簡単です。(自分の家の中や、通勤、通学路など)

    場所をたどる順番は、時計回りになど規則的にした方が効果的です。

    4.『場所法』を語学・資格学習、人の顔と名前で使う方法


    先ほどは、買い物リストとして単純なアイテムの記憶法を紹介しましたが、

    実生活で活用するためには、英単語や知らない言葉、数字などの情報を記憶する時でも場所法が使えるようになりたいですよね。

    語学・資格学習や人の顔と名前を記憶する時には、「記憶対象」と「場所」を関連づけるだけではなく、「変換」という記憶テクニックを使用します。

    場所法を使ってスムーズに記憶するには、ちょっとしたコツやテクニックが必要なのですが、

    この一連の記憶テクニックを、日本一の記憶力を持つ記憶コーチ”大野元郎プロ”が無料オンライン動画でくわしく解説しています。

    すでに3万人以上の人が学んでいる、
    実績のある講座ですので、
    「場所法をスムーズに使えるようになり、記憶力を高めたい!」という方は、メールアドレスを登録して無料オンライン講座を受講してみてください!

    有料の書籍やDVDよりも、実践的でためになると評判の無料オンライン講座です。


    5.まとめ

    いかがでしたか。

    場所法は、よくある「暗記」だけに特化した方法ではなく、記憶の”本質”をついた方法です。

    ものが覚えやすくなることはもちろん、普段使用されていない脳部位が活性化されるため、推論する力、思考力、暗記力、計算力、集中力なども向上していきます。

    仕事のパフォーマンスも上がり、自分のやりたいことや覚えたいことがスムーズに進むため、日常生活が一層楽しくなるのは言うまでもありません。

    インターネットの発達により、記憶することや思考することの面倒を省くために、記憶せずに調べることで事を済ませ、脳が衰退してしまいがちな現代において、場所法は人間の脳をより発達させ、人生をより豊かにする記憶スキルなので、ぜひ身につけてください!

    COACH
    この記事を監修してくれた記憶コーチ

    Coach
    記憶の学校 代表

    大野 元郎プロ

    『最も多く記憶したオセロ盤の数』におけるギネス世界記録保持者
    2015年:記憶力国際資格”IMM”取得
    2016年:記憶力日本選手権優勝
    2017年:記憶力世界選手権 18位
    “日本一記憶力が良い男”として、TBSやフジテレビ、ラジオ局からの依頼が絶えないメモリーアスリート。
    世界記憶力選手権にも出場を果たし、2017年にはギネス世界記録を樹立。

    その他にも記憶術を用いて各自の目標を達成し人生を豊かにさせるための講演活動や指導を行っているメモリー教育のトップランナー

    TV出演歴
    • フジテレビ『めざましテレビ-キラビト-』出演
    • フジテレビ『10ミニッツ』
    • TBS 『ピラミッド ダービー』出演
    • 日本テレビ『シューイチ』
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